読者を減らす努力
人様のサイトへのリンクの話。
「少しは人に見てもらいたいけど、あまりアクセスが多いのも困る」という微妙に小市民的なサイトに対して、あえてリンクを張らないのが親切、とか、ネット上にアップしたものは天下の大道に晒したも同然なのでリンクされても文句は言えないというようないろんな見方が紹介されています。(「ネットでの儀礼的無関心」かコミュニケーション優先か)ちなみに、書いた人の考えは:
そもそもウェブ上で日記なり何なりを公開するというのは、本来「見てもらう」ためであろう。どの程度の人に見てもらうかを自分の希望どおりにしたいといっても、会員制にしないのであれば、事実上無制限ということになる。実際、わざわざリンクする人がいなくても、巨大なリンク野郎が存在する。グーグルさんだ(もちろんグーグルさんの来訪を防ぐことも可能だが)。一般的なひっそりサイトの多くは、一日数十人のアクセスに満足していたい、という「微妙」な、非常にあやういボーダー上に立っているだろう。会員制にするほど閉鎖的でもなく、しかしメジャーに躍り出ることを想定していない。もともとが不安定な存在なのである。
なるほど。
自分もひっそりとやりたい方なのだが、それはその通りだと思う。
そんなひっそり系の人々へ、示唆あふれる記事を発見。(ant-eat-ant world 十二月 16, 2003)
というわけで、これからミニコミ的なものを作りたい人は読者を獲得するのと同じぐらい読者を減らす努力 をしなければダメだと思う。
私のサイトは誰もが見られるけれど実際にはあんまり大勢の人が見ないものであってほしい。そのために私は様々な小細工をしています。ダラダラと長い文章を定期的に書くのもその一つ。画像をあんまり入れずに興味をひきつけないデザインにしてるのも。
それ以外に「読者を減らす工夫」をいくつか並べてみる。
- 自分と周囲にしかわからない家族などの固有名詞を注釈なしで並べる。
- 分かりにくいダラダラした長文や自作の詩を冒頭に置く。
- 自分の意見(過激だと興味をひいてしまうので陳腐なもの)を時々長々と披露するのも効果的。
- 目がチカチカする配色。しかも模様替えはしない。
- タイトルや小見出しは入れない。フォントサイズも小さくする。
- METAタグによるGoogle拒否
- 抗議のメールとかしょーもないメール予防のために自分のメールアドレスは非公開。
ユーザーフレンドリーという言葉がありますが、ユーザーアンフレンドリーにする工夫が意外と今後の個人サイトの明暗(単に作ってる本人にとって面白いものであり続けるかどうか)を決定するのではないだろうか。
「読者を減らす努力」
「ユーザーアンフレンドリーにする工夫が意外と今後の個人サイトの明暗(単に作ってる本人にとって面白いものであり続けるかどうか)を決定するのではないだろうか。」
なんてのは目から鱗です。
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Comments
自己レスです。
いまごろ気づいたんですが、引用させていただいた「ant-eat-ant world」のariさんってけっこうビッグネームの方なんですね。
ってことは、「読者を減らす努力」ってのは、存分にアクセスを集めてしまうサイト管理人による自嘲的なネタだったのだろうか?
ネタにマジレスしてしまったか?と少し悩んでいます。
・・・まぁ、いっか。どっちでも。
Posted by: 渉雲堂 | 12/23/2003 at 10:11 PM