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06/22/2004

参議院選挙

等しく選挙権が与えられている本当の理由 (憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記
来月には参議院選挙が控えている。それまでの間、マスコミは選挙関連の話題に走り始めるだろう。
いままで自分は選挙にはできるだけ投票することを旨としてきた。それが自分の自由意志を表明するためのささやかな権利の行使だと思ってきた。
その一方ですっかり醒めてもいて、自分の一票が世間に対して何か意味をなすことがあるとはあまり期待してはいなかったし、意味があってもなくても正直どうでもよかった。意味はなくても自己満足だからそれでいいと思っていた。

憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記のYasさんは、上記ページで「みんなにあげるな選挙権」 というコラムを引用して、抽出されたサンプルだけで全体の比率がかなり正確に推定できるので、必ずしも有権者全員の投票は必要ではないという意見を紹介している。

そのうえで、

一部の人にだけ投票させようが、国民全員に投票権を与えようが、選ばれる人は同じである。しかし、国民全員に投票権をあたえることで、「みんなが選んだ」という説得が可能になる。これにより、「説得による支配」という、ある意味では恐ろしい権力を、支配者が持つことができるのである。
と言っている。
たしかに、みんなが選んだことになっているけど、本当にそうだったのか、よくわからない場合もある。政党名で投票する比例代表選挙なんか、その最たるものだ。名簿順に関しては有権者の意見はまったく反映されないけど、名簿上位の政治家は、国民みんなに選ばれたことになってしまっている。その政治家の正当性にはたしかに疑問がある。

Yasさんの別コラム、バカな政治家の存在理由

国会議員は国民の代表である。福沢諭吉も述べているとおり、社会には賢い者と愚かな者がいる(『学問のすすめ』参照)。国民の投票によって選ばれるのだから、愚かな者、つまりバカな者の代表も選ばれて当然なのである。国会議員の中にバカな者がいなければ、民意が反映されているとは言えないのだ。
も面白い。

上記のページを読んで、自分は投票に行くかどうか、もう一度ちゃんと考えてみようと思う。

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Comments

初めまして。

Yasさんの確率の考え方は、間違っていると思います。
確かに、一人の投票は、全体の母数の数万分の1かもしれません。
現在の投票率は、50~60%で、その中の60%強は組織票でしょう。つまり、全体の40%弱が、組織票となります。
従って、投票に行かなかった40~50%の人が投票する事によって、組織票を打ち破る事は可能で、選ばれる人を変える事も可能なのです。
「どうせ、選ばれる人は同じ」と考え、投票に行かない人達が、「選ばれる人は同じ」の状態を作り出しているのです。

Posted by: ぶーすか | 06/23/2004 08:54 AM

ぶーすかさん、コメントありがとうございます。

投票に行かなかった40~50%の人が投票する事によって、組織票を打ち破る事は可能で、選ばれる人を変える事も可能なのです。
というのはその通りだと思います。わたしもすぐにそう思いました。
しかし、それだけの人が投票に行くというのは新たな組織票が出現することになると思いました。Yasさんが引用されたコラムの視点は、あくまで一個人の投票行動が数百万分の一でも全体に対して意味があるのか?を考察されたものだと理解しています。

Yasさん自身の趣旨は、有権者の一部、それも組織票の影響を大きく受けた開票結果にすぎないのに、あたかも有権者全体の意志によって選ばれたという錯覚を利用して支配が行なわれている、ということであると思います。

全員が投票する必要があるか?ということについては、私のエントリーは、引用の引用にすぎません。書いた本人でもないのに、勝手に解説するのはどうかと思いますので、これ以上は差し控えさせていただきます。
さらにご意見のある方は、直接筆者さんにご連絡くださるようお願いします。

Posted by: 渉雲堂 | 06/23/2004 10:00 AM

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