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08/25/2005

冷奴に塩

冷奴といえば、薬味に花かつお・ネギ・ミョウガ・おろし生姜あたりを配し、醤油をかけるのが大前提であり、国民的合意事項だろう。

だがさいきんの我が家ではちょっと違う。

以前はうちでも醤油をかけていた。しかし、京都タンパクという会社の豆腐に出会ってからは、もっぱら塩だけで食べる。

京都タンパクとは、なんだかユーモラスな名前だと思うが、その豆腐は素晴らしい。
ちゃんと豆の味と香りがする。そのくせ、あまり高くない。近所のスーパーで買える。

かつて、この安い値段で、こんな旨い豆腐は見たことがなかった。

ただし、困ったことに入荷するとすぐ売り切れてしまうのでタイミングを間違うと買えない。

この豆腐に醤油をかけると、豆の味が弱まってしまい、おもしろくない。薬味も雑音となる。
何もつけずにそのまま食べるのは、旨い。
しかし、塩をぱらぱらと薄くふりかけると、豆の香りがググッと立ってきておそろしく旨い。

さらにおもしろいことに、この豆腐は、かける塩の違いをくっきりと際だたせる。つまり、塩の味をみるための試金石にできる。だからどうせなら、いろいろな塩をかけてみるとかなり遊べる。

塩の味を比べるために、これまではジャガイモをゆでて使っていた。ゆでる時に塩をやや濃いめにして、ジャガイモをすっかりさましてから食べ比べると、塩の味の違いがよくわかる。

しかし、この豆腐のおかげで、ゆでる手間が不要になる。ジャガイモよりかなり少量で、かつ、迅速に塩の味比べができるようになった。

うちにある塩の中でいまんとこ一番合うと思っているのは「海の晶」。

しかし体調や天気によって塩の味の印象はかなり変わるので、実際のところは、食べる前に塩をだーっと並べてほんの少しつけては味見し、まず「今日の塩」を選ぶことから始まるのである。
たかが冷奴だが、考えようによってはかえって手間がかかってしょうがない。

今回のエントリーはマイミクさんたちの間で飛び交っている調味料バトンを見て思いつきました。(これはバトンじゃないよ)

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Comments

豆腐に塩、うまいっすよね。
よくピータン豆腐を作るのですが、あれも塩主体です。材料全部揃わなくてもおいしい。

Posted by: いねむりや | 08/25/2005 at 10:40 PM

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